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医学や栄養学の目覚ましい進歩にも関わらず、病気はなくならないどころかガンなどの慢性疾患(生活習慣病)が増え続けてきたのはどうしてでしょうか。
 我々は、雑食動物で生物の歴史や進化とつながっている。日本の農業の歴史ともつながっている。食べ物は生き物だった。食べ物を通じて自然ともつながっている。しかし、食べ物は商品化され、自然と切り離された大都市の生活、農薬や化学肥料を多投する農業、工場で飼われる家畜が現実です。

  • つながりを取り戻すこと
  • 食べ物は生き物だった。生き物の生命力をいただくこと。食べ物は薬
  • とれたものを食べる身土不二
  • 生き物が食べ物になるのに手をかけてくれた人々に感謝する
  • 先祖が食べてきた和食が基本
  • 食べ物の脱商品化を進めて農家や地元加工業者とつながる
  • 農作業で生産消費者になって生涯健康

によって、健康寿命を伸ばすことが可能です。

 年々暑くなる地球、農家が高齢化していなくなる農村。健康な地球、健全な農村なしに我々だけ健康でいられるはずはありません。農家がいなくなって食料が供給されるはずもありません。地球も健康に、農村に活気を取り戻す方法についても考えます。

期間 2024年10月15日から12月17日、毎週火曜日(全10回)

時間 20時から22時(講義1時間30分、意見交換30分)

対象 「アグロエコロジー基礎編」修了者

講師 長谷川浩(理事長、農学博士、日本有機農業学会元副会長)

参加費 10,000円(再受講者は5,000円)、基礎編を未受講の方は20,000円となります。

セミナーは録画しますので、ダウンロードして後日聞き直すことも可能です。なお、録画とパワーポイントは個人として活用にとどめてください。他の人にシェア、無断転用は固くお断りします。

<カリキュラム>

第1回(10/15)日本は最も幸せな国だった、それを支えた和食
第2回(10/22)驚くほど多様な人類の食、世界に誇る和食
第3回(10/29)栄養学、近代医療とその限界
第4回(11/5)あなたは生態系
第5回(11/12)科学が後からついてきた
第6回(11/19)あなたを不健康にする商業型フードシステム
第7回(11/26)つながりを取り戻す、農作業(運動)のメリット
第8回(12/3)子どものための食と農業
第9回(12/10)壊れる地球、いなくなる生き物、そして農家もいなくなる
第10回(12/17)振り返り

申し込み方法

メール(hasegawa@motherearthresearchinstitute.org)または以下のお申込みフォームからお申し込みください。