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有機農法は、残留農薬の少ない農産物を供給するだけでなく、生き物を守り、地球を冷やし、人々を生涯健康にするためになくてはならない農業です。

 2023年の夏は熱波と干ばつ、ところによってはゲリラ豪雨が襲いました。2023年7月から24年6月は産業革命前に比べて1.6℃以上熱くなりました。このような気候が常態化していきます。水不足は時期によってはさらに深刻となるでしょう。極端気象への対策も提案します。

 これからの激動の時代には、基礎力と考え方が重要です。有機農法を基礎から学び、どのような行動が取れるか考えましょう。

期間 2024年10月4日から2025年1月31日まで、1月3日を除く毎週金曜日(全17回)

時間 20時から22時(講義1時間30分、意見交換30分)

講師 長谷川浩(理事長、農学博士、日本有機農業学会元副会長)

参加費 1万円(ただし農業の新規参入者は5千円、再受講者も5千円)

 学生は無料ですが、毎回出席とレポート提出を条件とします

セミナーは録画しますので、ダウンロードして後日聞き直すことも可能です。なお、録画とパワーポイントは個人として活用にとどめてください。他の人にシェア、無断転用は固くお断りします。

<カリキュラム>

第1回(10/4)地球規模の気候崩壊、生物絶滅、化学物質汚染、水の危機
第2回(10/11)生物物理化学の基礎
第3回(10/18)土壌と植物における水の動き、高温旱魃対策
第4回(10/25)宇宙、地球、生物、文明の歴史
第5回(11/1)日本の農業、食、健康の現状
第6回(11/8)食べものと農作業で生涯健康
第7回(11/15)自然生態系、農業生態系
第8回(11/22)栽培植物、家畜
第9回(11/29)土壌とは
第10回(12/6)共生、害虫、ほか生物間相互作用
第11回(12/13)植生管理(雑草、カバークロップ)
第12回(12/20)地域資源の活用
第13回(12/27)種苗、種畜(遺伝子資源)
第14回(1/10)アグロエコロジーの原理原則
第15回(1/17)持続可能な農法の例
第16回(1/24)人類と日本の未来を考える
第17回(1/31)社会をどうやってかえるか?

申し込み方法

 メール(hasegawa@motherearthresearchinstitute.org)または以下のお申込みフォームからお申し込みください。